【附記】
李白の楽府「枯魚過河泣」の出典は『李白詩全集』(卷五)という点まではたどり着いたが確認はしていない。漢学の素養が足りない私にはなかなか難解な作であった。卑近に言い替えれば、「後悔先に立たず」とか、「覆水盆に返らず」に近いかなというのが最初の感想。それを身分の高い人の身の上において説かれた人生訓なのであろう。軽率を慎まねばと思いつつ、このたびの学習を終える。
最後に、このたびの学習でメモをとった言葉の略注を付け加えておく。
①【予且之患(ヨショノクワン)】貴人がお忍びで不幸な出来事に遭うこと。「予且」は李白詩(第三句)に出る「豫且」。魚に変じた白龍を捕らえた漁師。
②【白龍魚服(ハクリョウギョフク)】意味は「予且之患」に同じ。「白龍」は造物主の使者で空を飛ぶという想像上の動物(中国故事・説話集『説苑(ぜいゑん)』による)。「魚服」は日本では矢を入れて腰に下げる箙(えびら)だが、中国ではみすぼらしい服装をいうらしい。
③【常服(ジャウフク)】日常に着る衣服。ここは白龍の衣装をみすぼらしい魚服に着替えたと読んだ。
④【鯨鯢(ゲイゲイ)】鯨のオスとメス。
⑤【螻蟻(ラフギ)】昆虫のケラとアリ。つまらないものの譬えに用いる。
⑥【噬(ゼイ)】噛むこと。
⑦【万乗(バンジョウ)】一万台の兵車。ここは、それほどの戦力を有したことから天子(天の命により万民を統べる者)。
⑧【柏人以爲誡(ハクジンモッテイマシメトナス)】「柏人」は地名(河北省)らしい。〈その地における故事を教訓とせよ〉ほどの意か。皇帝が側近の忠告をきかずに柏人の地に行幸して、危険な目にあったという故事がある由。
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