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文学部に学ぶことの意味◆佐藤浩美著『光太郎と赤城―その若き日の哀歓―』

 ……何だって本当に良いものは残るというけれど、本当はそうではないんですよ。誰かが守り、携わっていくことで、初めて永遠にあり続けることができるんです。文学者は、いわばそういった感動を、世の中に残していくのが仕事ではないでしょうか。

 これは佐藤浩美著『光太郎と赤城―その若き日の哀歓―』(平十八・四刊、三恵社)の著者あとがきの一節。高村光太郎研究者の北川太一氏がその教え子である佐藤浩美さんに贈った言葉である。佐藤さんはこれを支えに光太郎の研究者になった。まっすぐに伸びた青竹のような美しい言葉に久しぶりに遇った気がする。
by bashomeeting | 2009-09-08 10:43 | Comments(0)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。


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