十五日(月)に山下一海先生逝去。喪主である奥さまの挨拶によれば、脳梗塞とたたかう中で肺炎に負けたという。本日二十日(土)、国分寺の照応寺(きわだ斎場)の告別式で、大学院生時代からの御厚情にお礼申しあげ、最後のお別れをしてきた。先生の講義を一年間うけたのだと若き時代をふりかえるひとり、長生きするのがいけないような、申し訳ないような気持ちだと言う某先生と悲しみを分かち合った。思いがけず、A先生にお目にかかる。何年ぶりであろうか。杖をつく先生に教え子のBさんが付き添われていた。帰途はK出版のHさんが駅まで自家用車に乗せてくれた。
春風の古人の如く葬列に 海 紅