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常世へ27―紅花先生の一周忌法要と追悼句会

 三月十六日(火)は先生の祥月命日です。葛発行所が墓前法要と追悼句会を計画しました。法要は東京駅から懐かしい方々に御一緒して、貸し切りバスで神野寺へ出かける計画でしたが、間の悪いことにぬけられない会議が入り、ボクはあきらめざるを得ませんでした。

 会議を終えて、句会場である大森のホテルに向かい、法要から戻った人々と再会し、句会から会食へ。追悼句会というならわしは古典の世界からなじみがあるけれど、どうにも心の定まらない時空です。追悼句を詠むという行為自体を、どこかつつしみのないことのように思ってしまう自分が情けない。先生没後のボクはやはりどこか壊れてしまった玩具のようです。「幻の世に春雪の降ることよ 紅花」という先生直筆の複製短冊が全員に配られました。そして、こころなしか、やつれてみえるその書体に涙しました。

 散会後、D氏とK氏に引き留められて、居酒屋で二時間三十分ほど話し込みました。というより、ボクが二人に叱られていたのかナア…。

 お彼岸は過ぎてしまいますが、二十八日(日)に、先生とボクの共通の教え子たちとお墓にうかがいます。

  地虫出づ遺影と酒を酌みに来し    海紅
  師とその師墓をならべてぬくからん   同
  
  
by bashomeeting | 2010-03-22 18:05 | Comments(0)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。


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