能因島の石◆象潟スクーリング始末(4)
2010年 09月 28日
前泊の蕉風荘の夕食は、一尾の小鯛がつく贅沢なもので、粗食が趣味のボクには似合わなかった。ひとりの夕食には似合わないほど立派であった。地元のお酒をいただいて眠る。
9月11日(土)
お昼時も土砂降りが予想されたので、公民館のすすめに従って、仕出し弁当を頼んだ。箸袋には「エプロン」というお店の名前が書かれていた。
夕食はどうするという話になる。ほとんどが旅館に予約していない様子だった。知らない町なので、一緒にとりたいという人が多かった。でもどこにどんな店があるやら不案内。結局、蕉風荘に交渉して、そのレストランにお世話になる。少し高めのラーメン程度の予算でお願いしたのに、また全員に昨晩と同じ小鯛がついた。これでは赤字だろうと恐れ入ると、女将はボクに昨夜と同じで申し訳ないと恐縮していた。受講生以外に、飛び入り参加の学生が四名加って楽しかった。
9月12日(日)
この日はどうにか晴れ間がみえて、『おくのほそ道』象潟散歩はこのタイミングしかないと思われた。それで、昼食は各自勝手にとることに。象潟散歩には、夜行バスで卒業生がひとり加った。
二日目の夕食は毎年懇親会を予定していて、場所は狐森神社を下ったところにある「はまやま」(狐森103-2)というお店。これも蕉風荘さんが教えてくれたお店。なんと、また小鯛が並んだ。
9月13日(月)
月曜はエプロン定休日と聞いて困っていたら、ラーメンの出前ならあるという。昼食はラーメンにした。「中国酒菜 珍満」という店だった。旅に出たら、かならずその町のラーメンを食べる、ラーメンには地方色がいっぱいだと、誰かが言った。そうかもしれないと思った。




東洋通信10月号の随想、拝見しました。目から鱗でした。芭蕉は愛すべきロマンチストであり、ある意味、我々の想像を超えるしたたかさをも持ち合わせていたのかもしれません。

谷地先生の芭蕉の講義を受けて、これまでの俳句に対する
考えが変わりました。
また、皆さんとまるで合宿しているような楽しさを味わえて
思い出に残るひと時を過ごせたことに感謝しております。
来年に前半の講義を受けますので、よろしくお願い致します。