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平井呈一と「うさぎや」

 例の俳文学会の折に、W大大学院のOさんが「この店の名前を見せたいだけの理由で、買って来ちゃった」と言って、阿佐ヶ谷の「うさぎや」という和菓子屋のどら焼きをくれた。この日に「平井呈一」に関する瓜生鐵二さんの研究発表があって、「うさぎや」はその平井ゆかりの店らしいのだが、会場校として右往左往していて瓜生さんの発表をしっかり聞いていなかったので、恥ずかしながら確かなことはまだわからない。分からないのに、どら焼きだけは家族とすぐに食べてしまった。「生ものですのでお早めにお召し上がりください」というシールが貼ってあったからだ。

〔平井 呈一〕明治35年(1902)~昭和551年(1976)。翻訳家・編集者・俳人。神奈川県平塚で生まれ、東京日本橋の養家で育つ。早稲田大学文学部英米文学科中退。俳句は河東碧梧桐門。永井荷風と佐藤春夫に師事し翻訳家となるも、荷風の好色小説『四畳半襖の下張』原稿を持ち出して筆写し回覧させるなどの行為によって師弟関係破局(『断腸亭日乗』・短篇「来訪者」)。翻訳は小泉八雲の全訳や海外怪奇作品が多い。弟子に紀田順一郎・荒俣宏・由良君美など。
〔うさぎや〕東京都台東区上野(当時)にあった和菓子屋で平井呈一親戚(実家)という。
by bashomeeting | 2011-10-14 18:41 | Comments(0)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。
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