旧事追懐◆桑
2012年 04月 27日
月よりも暗き提灯桑車 小林 波留
桑の爪左にはめて左きゝ 小林 敏朗
桑蔵の桑いつぱいの暗きかな 荒金 久平
桑蔵のおそろしかりし昔かな 逢坂月央子
〔来信往信〕
――質問です。
――オヤ!
――タイトルを「Stockholm syndrome」とした理由はなんでしょう。確か、立てこもり事件で犯人に共感する人質の心情を言った言葉だったと思いますが
――むかしのイヤな記憶が、なぜか懐かしい思い出に浄化されている(katharsis)。これはStockholm syndromeの一種とみるこも可能か、なんて、思って遊んでみました。誤解を生みそうだからおとなしく旧事追懐としましょう。
――なるほど、と思いましたが、すでに改題されていて、、、申し訳ありません。〈むかしのイヤな記憶が懐かしい思い出に〉なるのは、何年くらいかかるのでしょう。このところイヤな思い出が積み重なって心がどんどん重くなっていきます。
――年数ではない、たぶん。
タイトルの「Stockholm syndrome」とは何故でしょう?
立てこもり事件で犯人に共感する人質の心情などを言うと思いますが。
「むかしのイヤな記憶が懐かしい思い出に」なるのは何年くらいかかるのでしょう。このところイヤな思い出が積み重なって心がどんどん重くなっていきます。