土曜日曜のない日々が続いていた数ヶ月が一段落したので、昨夜はたっぷりと眠るつもりだった。ところが、早朝の五時前にツバメの攻撃的な鳴き声が聞こえて、目を覚ましてしまった。急いで外に出てみると、雛一羽が三和土で死んでいる。いつもはスズメかツバメがいる電線にはヒヨドリが止まって、カラスではなかった、それを七羽か八羽のツバメが威嚇して飛び交っていたのだ。三和土に死んでいる雛はヒヨドリが咥え損ねたもののようだ。ヒヨドリにとっても、ツバメにとっても不幸な展開に終わったことになる。過日、蛇の擬態としてベランダから垂らしたホースは、家人が古いホースならまだあるといって追加したので、二本ぶら下がっていたが、どの程度の効果があったであろうか。幸い巣は毀されず、まだ数羽の雛が親が運ぶエサをまっているようだ。
草とんで草とんで草刈機かな 小沼道子