白山句会6月◆与野というオアシスのような町で
2014年 06月 28日
六月十四日(土)は久しぶりに与野本町界隈を楽しんだ。副都心化を誇るさいたま市で、与野はオアシスのような空間である。中山道でおいしいお蕎麦をいただき、円乗院(真言宗)を一見し、与野公園からばら園を散策して、句会場は西与野コミニティーホール1F会議室(市立図書館西分館)であった。
企画の一切はK女史とKASYO氏に負うところが大で、緑蔭に身をまかせ、夏木立が影をおとす池の鯉になごみ、残るバラ、残るつぼみをめぐって、ありがたい一日を過ごした。 この町は公民館講座で数年お邪魔して以後、忘れられなくなったところ。K女史はボクをその講座に引っ張り出した知恵者で、KASYO氏はその受講者のお一人で俳人でもある。夕食に案内された南風というカフェギャラリーは蔵造りで、沖縄料理を堪能できる憩いの空間であった。通りすがりの旅人にも優しいその心配りは、K女史とKASYO氏の御苦労があってのことと感謝して帰途についた。
海紅
バラの香や与野本町は空広し
腰伸ばす一人イケメン薔薇手入れ