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短句のしきたり◆二五三四はよきなり、五二四三は悪しきなり(宗牧『四道九品』)

 文における意味上・発音上の最小単位を文節(Phrase)という。
 
白山連句で「
師の在せば」歌仙を捌いている希望さんが、この文節の問題を取り上げて、短句(下句)を「4音3音」にしないという約束があると書いている。ずいぶん以前に千年氏が同じことを言っていた気がする。
 さて、この慣例は何を根拠にしていたか。記憶の糸をたぐり寄せると、古いメモに次のようなものがあった。
『四道九品』『肖柏伝書』はいずれも連歌書。こんな学習をしたのはずいぶん昔で、『連句辞典』からの孫引きかもしれない。いまそれを確かめる余裕なく紹介することをおゆるしいただきたい。

二五三四はよきなり、五二四三は悪しきなり(宗牧『四道九品』)
→短句の十四音で「2+5+3+4」の組み合わせは心地よく聞こえるが、「5+2+4+3」はよくないという意か。

山の遠きや「まづ+暮れぬらん」
 ことのほか句柄切れ切れにて聞きにくきや。
山の遠きや「夕べ+なるらん」
  のびのびとしてしかるべく候(『肖柏伝書』)
前者は「2+5」、後者は「3+4」の例。
by bashomeeting | 2014-07-08 09:35 | Comments(0)

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