袋回しという席題句会の方法◆考えすぎないための稽古に
2014年 09月 10日
2)幹事は参加者に封筒一枚と切り短冊(適宜)を配り、まず封筒のオモテに任意の題を書かせる。(出題と投句数、まだ句作の制限時間については、事前に方針を決めておくことが望ましい)
3)全員が題を書き終えたら、幹事の指示に従い、題(封筒)を通常の句会同様に、右隣の人に渡す。
4)左の人から渡された題(封筒)で、各自が制限時間内に句を詠んで、その切り短冊を手許の封筒に入れる(無記名投句である点は通常に同じ)。幹事のTime up宣言で終了。
5)投句の入った封筒を右隣に渡し、左から渡された新題でまた句作して封筒に入れて右隣に渡す。
6)これを自分の出題が戻って来るまで繰り返し、自分が出した題で句作して投句終了。
7)これ以後の手順は通常に倣って(つまり筆蹟で作者が判明するのを防ぐ目的で)、清記用紙に清記して、選句して披講という運びが望ましいが、情況によっては短冊を回覧し、佳句と思える句の短冊裏に選句者名を記入して披講へとすすむ方法もある。