初めての連句◆「焚くほどは」脇起こし連句(一巡) 平26年度俳諧ゼミ
2015年 03月 02日
焚くほどは風がもてくる落葉かな 良寛
のど風邪治り戻る教室 波平
講義など聴く者はなし雪降りて 萌
ムサシと呼べば走り来る犬 由希菜
月天心晴れて居酒屋開業す 佳奈
秋刀魚枝豆だし巻きが好き 純平
萩揺るるコート出さうか出すまいか 北斗
兄弟二人舞浜にあり 真也
センター・オブ・ジ・アースやばいやばいよな 七海
野球すなはち青春と言ふ 莉沙子
タイガース契約を機に婚約す 小百合
大安売りのまづいタコ焼き 竜
寝そべれば波音近し夏の月 幹大
母の笑顔に似たる向日葵 恵祐
スーパーのバイト一年ちよつとして 大輔
卒業の日に引つ越しをする 淑恵
友人の故郷に来て花明かり 智美
枕に聞くや春の川音 祐也
朝食に摘んだばかりの蕗のたう 岳
→平成26年度俳諧ゼミ恒例の「初めての連句」。良寛の句を立句に一巡。連衆は関口波平・金子萌・小川由希菜・原賀佳奈・山本純平・神谷北斗・中村真也・豊田七海・矢郷莉沙子・今崎小百合・浅野竜・高田幹大・澁澤恵祐・中田大輔・柴淑恵・山田智美・小林祐也・高橋岳の18名。

もっと大きくいこうじゃないか。