この人の一句◆鈴木太郎句集『花朝』本阿弥書店刊

この人の一句◆鈴木太郎句集『花朝』本阿弥書店刊

御降りの鯉の背鰭に光あり
三寒の日を芳しと母の声
自然薯を掘る目印に鳥の羽
鳰の子の浮いて百年前の顔
鳥籠のころがつてゐる草紅葉
柚子湯出ていづこへつづく時ならむ

▶▶鈴木太郎句集『花朝』。「あとがき」に平成18年から28年までの作品を集めた第5句集といい、俳誌『雲取』20周年の思いもこめた旨が書かれている。帯に自選12句を示すが、ここには、それとは別趣の句を選んでみた。本阿弥書店、平成29年8月刊。

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by bashomeeting | 2017-08-17 14:46 | Comments(0)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。


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