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西村一平の作歌の心得◆『芦別文芸』44号から

西村一平の作歌の心得

……余計なことを云つてゐないか、云ひ方が露骨でないか、言葉が不精確でないか、語法が間違つてゐないか、歌わうとした感じが適切に出てゐるか、どことなく調子が悪くないか。

▶▶これは長谷山隆博氏によって最近発見された「青樹会」の合同歌集『青樹集』所載。本書は袋綴、ガリ版刷り、90頁で、収められる西村一平の歌論の一節(長谷山隆博著「一兵の歌」『芦別文芸』44号所収、平30.1.20)所載。成熟した短歌や俳句に共通する、明治以降の詩歌表現の心得の到達点と判断して転載する。西村一平は歌人で六花書房(芦別市)主人。明治44年(1911)~平成13年(2001)、90歳。石川県金沢市生。大正初期に母に連れられて北海道に渡る。芦別・赤平に育ち、札幌逓信講習所を卒業して十勝本別郵便局配属。昭和5年(1930)、芦別郵便局に転じ、同6年には与謝野寛・晶子に師事。召集、復員。昭和22年(1947)退職。同年芦別に短歌会の「青樹会」設立。新詩社同人。歌集に『橇の鈴』『石狩びと』他、自伝に『石狩にふる星』等がある。なお、『芦別文芸』は北海道芦別市に発行所を置く「芦別ペンクラブ」の文芸誌で、会員以外の一般にも投稿を呼びかけている。問い合わせは編集兼発行人の長谷山隆博氏(Phone:0124・23・0203)。

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by bashomeeting | 2018-01-21 15:37 | Comments(0)