今年の終戦記念日は台風10号に見舞われている。
台風で思い出すひとつに納豆売り体験がある。昭和34年に伊勢湾台風があって、5,000人を超える人が亡くなり、負傷者も4,000人近くに及んだ。ボクは北海道の空知川のほとりの小学校で生徒会の会長をしていて、顧問のK先生から「生徒会の役員全員で納豆売りをして、その収益を被災地に寄付してはどうか」という提案を受けた。通学前の早朝に、豆腐屋さんで納豆を仕入れ、「納豆はいりませんか」と家々を廻った。どのくらい続けたか、どれほどの収益があったかは忘れたが、懐かしい記憶である。
▶▶タイトルの歌の初出は「おほらかに地球は蒼穹(そら)をめぐれるを人ら境して何か争ふ(『憂の花』)」である。