忍耐の手帳から◆国家の安全や人道にそむく命令に従ってはならぬ(ド・ゴール)
2021年 10月 11日
▶▶断捨離の中で、小さな手帳を含めると30数冊の日記が出て来て、一気に断裁して捨てる方法を模索していたが、複数の友人たちから、「まだしばらく保管しておけ」と言われて、そのままになっている。チラチラ覗き読みをしていると、ド・ゴールのこんな書き留めが出て来た(どこのスクラップか、出典を記録していなくて申し訳なし)。これらの日記には当時「忍耐の手帳」という名前をつけているから、自分自身を支える一本の杖の役目を果たしていたことは間違いない。多くは辛くて読むに堪えない内容だが、こうした名言は紹介してもよいかなと考えて抽出。しかし、組織で生きていると、こんな名言のようには生きてこられなかったなあとしみじみ思う。比較的自由な研究者の世界においてもそれはあまり変わらなかった。誠実に生きるのはむずかしい。