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研究への渇きと創作への渇き

 前項で引用した拙文「俳諧―草創期に学ぶ」には、〈戦後俳壇には談林に返ることから再出発せよという声があったともいう〉という一文に続き、その段落を〈とすれば、研究への渇きと創作への渇きとは一体のものであり、俳文学会発足の志とは古典研究と現代俳句との架橋にあったともいえよう〉と結んだ。
 わたくしが連句の魅力をとば口にして俳諧というジャンルに入り込んだころ、俳文学会に求めたものはこの〈研究への渇きと創作への渇き〉の二つをともに癒すこと、満たすことであった。しかし、自分に都合よい清水を余所に期待するのは虫のよい話である。わたくしの清水はわたくしが探しあてねばなるまい。入会してそう遠くない時期に、わたくしはそう思うようになった。
by bashomeeting | 2008-01-07 06:29 | Comments(0)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。


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