俳句のここが嫌い
2008年 06月 13日
◆第Ⅰ類 規則や形式
1.規則が多く、不自由なところ。
2.五・七・五という字数制限、あるいは文体(短い文で多くの事柄を述べようとする点)や、季語を入れるという形式的な部分。
3.短歌の自由な言葉に対して、歌枕や季語の記号論的で固定的なイメージ。
◆第Ⅱ類 難解な意味
4.読んでも意味がわからないところ。
5.独りよがりに思えるところ。
6.歴史や作者に関する知識を必要とするところ。
7.漢詩文の素養を求めるところ。
8.古典や、先行作品を踏まえたり、鑑賞にもそれを要求するところ。
9.難しい言葉や、古語を用いるところ(解釈と鑑賞がむずかしい)。
10.言葉をいちいち調べなければ理解できないところ。
11.直截的でなく、婉曲的、つまり遠回しな表現。
12.結社によって作風の異なるところ。
13.俳句をたしなむ者以外には、善し悪しがわからないところ。
◆第Ⅲ類 その他
14.『野ざらし紀行』に象徴される重たいイメージ。
15.俳句になった点。つまり連歌俳諧の唱和性や問答性を捨てたところ。
16. ごまかしのない自分をさらけ出さねばならないところ。
17.嫌いではない。
18.旧仮名遣いと音便がむずかしい。