続 身体を使って詠む
2008年 06月 27日
毎年、投句用紙が届いても参加したことがなかったという。最近、厳父が先立たれている天界に御母堂を送られて、心持ちが改まったのであろう。句は次の通り。
梨の花鍵あけて入る父母の家 文子
過日「身体を使って詠む」という一文を書いたが、この句はその例にふさわしい。予言者になるのも悪くはないが、その修行とは一枚刃の足駄で山を翔けたり、箒に乗って空を飛んだりするのであろうか。ボクはその器ではない。
2008年 06月 27日
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