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山寺スクーリングにて◆はじめての連句

 例年のように、『おくのほそ道』と、それにゆかりの連句を学んだあと、創作に挑戦して遊んだ。今回は花の定座と折端を強引に春季とした以外、捌きの手を加えず、山寺で目にした秋の景物ならなんでも詠み込んで遊ぶことにした。式目を問題にすれば、改変を余儀なくされる。それでは受講者がつまらないだろうと思ったから。これなら、この付合を見るたびに、山寺スクーリングのあれこれを思い出すよすがになるだろう。折端は立石寺参詣に合流してくれた、いろはさんにお願いした。

 「秋風に」半歌仙

秋風に足投げ出して芭蕉論     博 子
 オカリナを聴き仰ぐ山寺      八重子
七竈ますます赤く雨に濡れ     亜由美
 目に美しき硝子戸の外       智 代
雲間より月明かりして芝広き     博 美
 十七人で連句楽しむ        富美子
学び終へ出羽の名酒と蕎麦の味  陽 子
 お国訛りの色白き人         玲 子
太陽に携帯掲げメール読む     明 美
 異国の景色その中にあり      順 子
木犀の狭き夜道を手をつなぎ    真 理
 耳やや遠き人を愛して       海 紅
祖母あての敬老祝ひ持ち帰る    由 希
 秋刀魚の香るだんらんの膳    奈奈絵
その中の菊の膾の甘く濃く     真 澄
 あけび取りたる昔懐かし      英 行
花咲けば芭蕉気取りの一教師   宏 美
 カメラの先に蝶が飛び出す    いろは


首2008年9月14日 尾2008年9月15日
於 山寺芭蕉記念館研修室
連衆
伊藤博子・関口八重子・狐塚亜由美
小薬智代・宮崎博美・小笠原富美子
稲毛陽子・遠藤玲子・荻 明美
中ノ薗順子・今村真理・谷地海紅
情野由希・大塚奈奈絵・高橋真澄
飯塚英行・丹野宏美・吉田いろは
by bashomeeting | 2008-09-18 17:55 | Comments(0)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。


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