俳諧を専攻した理由2008
2009年 02月 01日
1十七音にそのすべてをこめる俳文芸は、その短さゆえに作者・読者の想像力に依存するところが大きい。それがおもしろいと思ったから(HM)。
2連句は規則にしばられる文芸だが、それゆえに自由な発想もできるという点に関心をもったから(HA)。
3和歌や連歌にくらべて身近な内容で、ありのままを写している詩のように思えたから(SA)。
4今では近寄りがたい印象の俳諧だが、近世の人にとっては娯楽性の高い遊び。私も愉しめるようになりたかったから(MN)。
5短詩型ゆえの深さを知って、どうせならその難しさにチャレンジしようと考えたから(SK)。
6芭蕉が『おくのほそ道』以外に、俳諧(連句)作品で高い評価を得ていることを理解したかったから(NY)。
7二年次の『おくのほそ道』講義で聞いた、芭蕉独自の作風(蕉風俳諧)というものに興味が湧いたから(TK)。
8「連句の規則は自由な発想の追求のために不可欠なルールである」という説明に同感したから(MT)。
9俳諧ゼミで連句を今風にした連想ゲームにふれたことがきっかけでした(KM)。
10蕉風俳諧とは、実は形式にとらわれず、余情を重んじる世界だという点に興味をもったから(OA)。
11二年次に、先生がポツリと「ジャズと連句って似てるかもナア……」と言ったのがきっかけです(YS)。
12読者が、次には作者になるという詩の形式がおもしろいと思ったから(YM)。
13細かい規則にしばられた、ゲーム性の高い文学として魅力を感じたから(NS)。
14以前から俳諧に興味があり、自分も俳句を作れるようになりたいと考えていたから(NS)。
15『おくのほそ道』受講の際に、芭蕉が生涯を掛けて向き合った文芸と聞いて、それを知りたかったから(OK)。
16中学のころから、隠逸者の文学に親しみがあり、後世にその読者が絶えない理由をしりたかったから(MK)。