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立春

     春の信仰          ウーラント/片山敏彦訳

なごやかな風がめざめて
そよぎつつ織る、昼と夜とを。
その風は生き生きと物の隈々に行きわたる。
おお 爽やかな薫り、新しいひびき!
さあ 愁ひを拂へ、あはれな心よ!
今は何もかも新しくなる。
日ごとに世界が美しくなり、
まだ此の上どう成ることか果がしれない。
花々は留めどなく咲く。
いちばん遠い いちばん深い谷にも咲く。
さあ 苦しみごとは忘れ果てよ、あはれな心!
今は何もかも新たになる。
Commented by 三木喜美 at 2009-02-06 18:28 x
なんと希望に満ちた明るい詩なのでしょう。声に出して読むだけでも癒される思いがします。春の目覚めの喜びが心に響いてきます。宇宙の中の目に見えない偉大な神の力に背中を押されている様で勇気を与えられたような気がします。
Commented by 山房の海紅 at 2009-02-06 20:24 x
共鳴いただき感謝。このところ少し、専門分野を離れて、昔親しんだ詩集の埃をはらって少年時代を思い起こしています。
Commented by 小出富子 at 2009-02-08 23:10 x
ロマンチックな少年時代、私にもそんな少女時代が有った事が、そう、雑誌「ひまわり」が好きだった事とか………。
Commented by 椎名美知子 at 2009-02-11 10:05 x
 ハイネの詩集を夢中で暗誦した日々が思い出されます。限りなく未来が開けているように思えた日々。青春時代がよみがえって身が軽くなり、詩に酔わせていただきました。ありがとうございます。



by bashomeeting | 2009-02-05 11:13 | Comments(4)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。


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