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常世へ1―悼むとは死をうけいれること

紅花先生が亡くなって七日が過ぎた
昨日もらった一本の電話が
そろそろ先生のことを
思い起こしていいよと告げている気がして
まっすぐ前をみることにした

悼むとは
死をうけいれる努力をすること
亡くなった翌日
今年はじめての鶯を聞いた (よ)

〔村松紅花〕俳人・国文学者。大正十年(1921)~平成二十一年(2009)、八十八歳。名は友次(ともつぐ)。文学博士。元東洋大学短期大学学長。現在、名誉教授。俳誌「葛」主宰。ホトトギス同人。長野県生まれ。高濱虚子・高野素十に師事し、俳誌『雪』主宰を経て、平成十八年年四月より『葛』主宰。長野県および東京都にて小・中学校教諭するかたわら、東洋大学国文学科(二部)を経て、同大学院(博)修了。東洋大学短期大学に奉職し、東洋大学・東洋大学大学院・法政大学等の非常勤講師、放送大学客員教授を歴任。井本農一を軸に結成された俳文芸研究会の中心人物として活躍し、『芭蕉の作品と伝記の研究』『曽良本「おくのほそ道」の研究』『芭蕉七部集連句鑑賞』『古人鑽仰』、『蕪村集』(鑑賞日本の古典)など芭蕉・蕪村の研究で知られ、『芭蕉の手紙』『蕪村の手紙』『一茶の手紙』の三部作もある。近代俳句論に『花鳥止観』『続花鳥止観』『夕顔の花―虚子連句論』のほかブライス著『ハイク』の翻訳もある。句集に『簗守』『木の実われ』『破れ寺や』ほか。

  古人みな貧しかりしよ雪の降る 紅花
by bashomeeting | 2009-03-24 07:56 | Comments(0)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。


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