人気ブログランキング |

海紅山房日誌

kaicoh.exblog.jp

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。

2010年 02月 17日 ( 2 )

 俳諧を学んできたせいで、絵に詩文を添えるとか、逆に詩文に絵を描くとか、いわゆる画賛の世界と縁が深くなっている。不動産情報誌『アットホームタイム』表紙に四季の近世俳句を紹介し、ひらいみもさんのイラストをいただいてエッセイを書いたり、NHK教育TV「フォト五・七・五」や「日曜美術館」のお手伝いができるのも、この画賛の文化に触れてきたおかげである。
 十五日、この世界に詳しいTさんと話ができた。すこしお酒が入って勇気が出たので、最近考えたことを話してみた。

 …… いままで、絵と詩文とは異なるジャンルと考えていたのですが、だんだん同じものではないかと思えてきたのです。つまり、文字もまた絵なのだと。だから、絵と詩文を合わせる際には、フォント(字体・書体)や詩文の配置に綿密な心配りが求められる。それは創造の世界に等しいのではなかろうか。


 
by bashomeeting | 2010-02-17 11:07 | Comments(0)
 バンクーバーの冬季オリンピック映像で、ゴールにたどり着いた選手が、国籍を超えて抱き合い、お互いの背中を叩いて、相手を讃え合っている。美しいと思った。『おくのほそ道』の終章で「蘇生のものにあふがごとく、且よろこび、且いたハる」のも同じではなかろうか。人の世はこんなふうに健闘を讃えることに尽きるのではなかろうか。それで十分ではなかろうか。

  大試験終へし坂道いぬふぐり   海 紅
by bashomeeting | 2010-02-17 08:06 | Comments(0)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。


by bashomeeting