海紅山房日誌

kaicoh.exblog.jp
ブログトップ

<   2012年 01月 ( 15 )   > この月の画像一覧

  芭蕉翁三百十八年忌時雨会

1,奉告祭  木曽八幡社
2,如意奏上 翁堂
3,朝日堂の儀
  ・献花献茶 大津市華道協会
  ・読経焼香 無量光寺小川龍蔵師
  ・献句奉詠 吉岡健次
4,挨拶 谷崎昭男庵主
5,風羅念仏踊り  馬場町保存会
   浄 斎
6,追善俳句会  無名庵

〔解説〕 昨年の11月12日(日)、広瀬惟然を研究するK君と「芭蕉翁三百十八年忌 時雨会」(大津、義仲寺)に参列した。念願の風羅念仏(惟然作)を拝することができた。伝承する沢木美子さんにも、まことに久しぶりにお目にかかることができた。備忘のために次第を書き留める。

〔参考〕
・風羅念仏踊り半世紀ぶり奉納 中日新聞(中濃版) 平23・11・11
by bashomeeting | 2012-01-31 07:25 | Comments(0)
勝ち馬に乗らず
粗食を好み
貧乏籤をひきながら……
選挙があるようなら
いままでと同じく
当選しそうにない候補に
一票
by bashomeeting | 2012-01-24 17:04 | Comments(0)
サルジ 「私意を捨てよ」とは…。
ミノー  またかい。
サルジ ひとりよがりを直すということらしいが…。
ミノー  何事も私意から始まるのだが…。
サルジ それを捨てたら、何も残らない。
ミノー  残るさ。
サルジ どうすれば?
ミノー  抽象化するのさ。
サルジ ピカソのようにか?
ミノー  違う!では一般化と言いかえよう。
サルジ 抽象化と一般化は別物だろう。
ミノー  同じことさ。
サルジ ………。
ミノー  私意とは混沌である。表現は、もつれたその糸をほぐすことに始まるが、ほぐしきれた時に初めて読者を獲得する。自分が何を考えていたのか、ようやく判然とする。その情況を抽象化といい、一般化というのさ。
by bashomeeting | 2012-01-24 16:22 | Comments(0)
 「連句をやると、俳句が下手になる」という言葉は、俳人から聞かされるばかりか、書物の中でも読んだ。しかし、その判断の出所がわからない。誰かに教えて欲しいことのひとつである。

 長い間俳諧に関わってきた私見であるが、連句をたしなむことが俳句を下手にするというのは言い掛かりに過ぎない。ただし、しっかりした俳句(発句)を詠めない人は、連句(付句)においても、よいものはできない。これは言えるように思う。

  水仙の花みな揺れて運ばるゝ    三宅みず
by bashomeeting | 2012-01-24 11:04 | Comments(0)

お餅が黴びる理由

木久扇 師匠、お餅ってどうして黴びるんですかね。
正蔵  バカヤロゥー、早く喰わねえからだ。
by bashomeeting | 2012-01-24 10:41 | Comments(0)
 過日の笑点(日本テレビ)における、円楽の狂句のひとつである。芭蕉は怒るだろうが、近世俳諧の前句付の一面がこんなふうに残っているのも貴重な事柄のひとつではある。


  廻廊の尽きたるところ寒牡丹    菊山享女


 
by bashomeeting | 2012-01-24 10:32 | Comments(0)

古今亭菊之丞

 二十一日(土)は神楽坂の志満金で無花果会の初句会だった。座談で落語が話題になり、ボクは志ん朝の早すぎる死を惜しんだ。談志も惜しまれるが、できれば志ん朝の古典を受け継ぐ高座を聞きたいというと、A女史が言った。
 …古今亭菊之丞を聴きなさい。

   仏飯を山の鴉へ寒施行    山口笙堂
by bashomeeting | 2012-01-24 10:17 | Comments(0)
 いちご煮という吸いものを食した。昨年九月に、日本心理学会のワークショップでお目にかかったSさんがくれたものだ。冬場の方がおいしい気がして、今までお預けになっていた。
 Sさんが住む八戸あたりの漁村で、スモグリで得たウニやアワビやホタテを海水で煮込んで食べたのがその起源という。たしかに海水の香りがした。いちご煮という名は、乳白色の汁に盛り付けたウニの景色を、朝靄に見える野いちごに見立てたものだという。
 海の匂いをかぎながら、震災の町を思った。奥の細道を思った。

   寒の海あをあをと温泉に海女あふれ   出羽里石
by bashomeeting | 2012-01-24 09:49 | Comments(0)

Yさんの結婚を祝す

 Yさんの結婚をお祝いする時間が、ようやくできた。

    二人とは始まりの数初鏡   海紅
by bashomeeting | 2012-01-22 16:15 | Comments(0)
「卒業の」表六句

卒業の近き十八人集ふ          海紅
桜舞ひこむ談笑の中           梓帆里
春の雲だんだんうさぎに見えて来て    一矢
風切ってゆく広い公園          元太
人の世を逃げて狸の月仰ぐ        直樹
秋風ぞ吹く原発の町           侑太

平成二十四年一月十九日了  於古典文学文化演習ⅡⅢ 海紅捌


連衆 川邉梓帆里・石田一矢・牧野元太・山本直樹・後藤侑太ほか全履修者。
by bashomeeting | 2012-01-22 16:09 | Comments(0)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。


by bashomeeting