人気ブログランキング |
ブログトップ

海紅山房日誌

<   2015年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

よくわかる写生5◆写生とは主観

1から4を踏まえると写生とは主観の可視化(見える化)である。

□***************************************□
by bashomeeting | 2015-11-01 17:32 | Comments(0)

よくわかる写生4◆趣向を句の「ふり」に振り出だすということ(三冊子・赤)

「ふり」は風姿、つまるところ姿。趣向(あじわい)はかたちとして見えるものにしなければいけないということ。趣向を「心に思ふこと」「物の見えたる光」と言い替えても誤るまい。それを景物(四季折々の風物)のごとく、可視化(見える化)せよという。

□***************************************□
by bashomeeting | 2015-11-01 17:30 | Comments(0)

よくわかる写生3◆物の見えたる光、いまだ心に消えざる中に言ひ留むべし(三冊子・赤)

古今集仮名序にいう「花に鳴く鶯、水に住むかはづの声」を「心に思ふこと」が生まれるまで聴く。生まれたものを「物の見えたる光」という。光はやがて消えるから、消えないうちに言葉に置き換えなさいというのである。

□***************************************□
by bashomeeting | 2015-11-01 17:29 | Comments(0)

よくわかる写生2◆詩歌のちから(古今集仮名序から)

詩歌には世界を変える力があるということを古今集仮名序は次のようにいう。「力をも入れずして、天地を動かし、目に見えぬ鬼神(おにがみ)をもあはれと思はせ、男女の中をもやはらげ、たけき武士(もののふ)の心をもなぐさむるは歌なり」と。

この前には、乾坤の変と向き合えば誰もが歌を詠むと説いて、次のようにいう「やまとうたは、人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける。世の中にある人、ことわざしげきものなれば、心に思ふことを、見るもの聞くものにつけて、言ひ出だせるなり。花に鳴く鶯、水に住むかはづの声を聞けば、生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける」。芭蕉の言に大きく異なるところはないだろう。

□***************************************□
by bashomeeting | 2015-11-01 17:28 | Comments(0)

よくわかる写生1◆乾坤の変は風雅の種なり(三冊子・赤)

「乾坤の変は風雅の種なり」(三冊子・赤)。「乾坤」は天地、つまり世界。そのなかで、変わり続けるものがある。たとえば「昨日と思へば今日に過ぎ、春と思へば秋になり、花と思へば紅葉に移ろふさま」(良基・筑波問答)ということ。それが風雅(詩歌・俳諧)の原点であると言っている。人間の変転たる暮らし、四季の変化が詩を生み出すと言っている。

□***************************************□
by bashomeeting | 2015-11-01 17:26 | Comments(0)

芭蕉会議、谷地海紅のブログです。但し思索のみちすじを求めるために書き綴られるものであり、必ずしも事実の記録や公表を目的としたものではありません。
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30